今回は『プリンセッション・オーケストラ』の第2話の感想をお伝えします!

この記事にはネタバレが含まれています。

プリンセッション・オーケストラ 2話 あらすじ

みなもプリンセス・リップルに変身!

戦いに不慣れなリップルでしたが、プリンセス・ジールが助けに入ったことで、無事ジャマオックを撃退します。

ジールの正体は、同じ学校に通う識辺かがりでした。

その後、みなもたちはアリスピアにいるはずのない男性・ベスと出会います。

プリンセッション・オーケストラ 2話 感想【ネタバレ有】

お姫様ビギナー・リップルの奮闘が尊い

変身したはいいけれど、戦い方がぎこちない。

そんな“お姫様ビギナー”ことリップルがもう、とにかく可愛すぎました……!

確かに、いきなりプリンセスになったからといって、急に上手く戦えるわけがないですよね。

今まで普通の女の子だったみなもが、自分の力で立ち上がり、戦う姿には、自然と応援したくなるような愛おしさがありました。

でもこのアニメのすごいところは、ただ「可愛い」だけじゃなくて、戦闘シーンがしっかり熱いところ!

しかもその戦闘が、魔法とか光線とかじゃなくて、基本“肉弾戦”なんです。

華やかなお姫様が拳を突き出してガツンと殴ったり、全力のキックを叩き込んだりするって……このギャップ、たまりません。

蹴っ飛ばされて吹っ飛ぶジャマオックも、なんだか憎めなくてかわいい。思わず「かわいそかわいい」なんて気持ちになってしまったのは私だけじゃないはず。

頼れる先輩プリンセス・ジールの登場

そんなリップルを導いてくれるのが、同じくプリンセスである“ジール”ことかがり。

同い年だけど、しっかりしていて大人びた雰囲気が漂う、まさに頼れる先輩って感じの女の子です。

ここでちゃんとプリンセスが正体を隠す理由付けがされるのも、設定が一貫していて良い感じです。

ジールの戦い方もスタイリッシュでかっこよくて、リップルとの対比が良いアクセントになっていました。

経験者と初心者のバディ関係がこれから築かれていく予感がして、ワクワクしますね。

今後、みなもがどんなふうにジールに追いついていくのかも、注目ポイントになりそうです。

さらに深まるバンド・スナッチの謎

そして今回、もうひとつ気になって仕方がなかったのが、バンド・スナッチたちの目的です。

登場したベスが、「我々の目的はただ1つ」と語っていましたが、その“目的”がいったい何なのか、まだはっきりと見えてきません。

ただ、ミューチカラを集めているような描写があるので、もしかしたら彼らはその力を何かに利用しようとしているのかもしれません。

だとしたら、その「何か」が一体なんなのかが気になって仕方ない……!

そもそも、バンド・スナッチが男性であるにも関わらず、アリスピアという“女の子しか入れない世界”に存在できている時点で、すでに謎が深いですよね。

単なる例外なのか、それともアリスピアのルールそのものを揺るがす存在なのか……。

彼がなにか特別な力を持っていて、それが世界の根幹に関わっているのか?

あるいは、彼自身がかつて誰かに選ばれた存在だったのか?

妄想がどんどん膨らんでしまいます!

みなもの「一生懸命」がまぶしい

そして何よりも心を動かされたのが後半のシーン。

親友・なつがピンチに陥り、追い詰められる状況の中で、みなもが“絶望”ではなく“希望”を選び、自分の意思で戦うことを決意する場面です。

この「誰かのために頑張る」って、すごく純粋で強いですよね。

初心者のみなもが奮起する姿には、本当に胸を打たれました。

みなもの全力な気持ちがまっすぐ伝わってきて、まさに“等身大のヒロイン”という感じ。見ていて心があったかくなるし、ちょっぴり涙腺にもきます。

子どもの頃に感じた「自分もこんなふうに頑張ってみたい」という気持ちが呼び覚まされて、まさに“童心に返る”時間でした。

まとめ

『プリンセッション・オーケストラ』第2話も、本当に素晴らしかったです!

ただの可愛いキャラアニメじゃない。しっかりとした世界観、キャラクターの成長、謎めいた敵側の動き、そして女の子たちの“本気の一生懸命”。

そのすべてがギュッと詰まった、見ごたえのある30分でした。

リップル=みなもはまだまだ未熟で、でもだからこそ応援したくなるし、感情移入できる。

ジールとの関係も、これからますます深まりそうで楽しみです。

そして何より、敵サイドの“目的”が不穏であればあるほど、それに立ち向かおうとするプリンセスたちの想いがより輝いて見えます。

まさに「女の子の一生懸命」を感じるこの作品。

そのメッセージが、回を追うごとに強く、熱く、心に響いてきます。次回も絶対見逃せません!

第3話の感想は以下のリンクからどうぞ!