今回は『プリンセッション・オーケストラ』の第21話の感想をお伝えします!

この記事にはネタバレが含まれています。

プリンセッション・オーケストラ 21話 あらすじ

動画の撮影にも慣れてきたみなも

そんな矢先、ドランが現れ、みなもたちはプリンセスに変身します。

ところがそこで、ドランの口から思わぬ事実を聞かされることとなり……。

プリンセッション・オーケストラ 21話 感想【ネタバレ有】

みなもの才能

動画撮影も順調に行くようになった様子のみなも。

最初のころの緊張っぷりが嘘のようにスムーズで、このあたりはテレビに出ているお父さんの才能を受け継いでいるのかも? なんて思ったり。

将来はお母さんと同じ道を歩むのか、それともお父さんのように人前に立って表現していくのか――

みなもの進路を考えるとワクワクしますね。

アリスピアンの優しさ

アリスピアンは無条件に女の子のことを応援してくれますが、この優しさはどこから来るものなんだろうなぁ。

アリスピアンが生まれ持っているものなのか、女の子と交流する中で生まれたものなのか。

みなもが「いつも自分たちばかり楽しんでいる気がする」と引け目を感じても、即座に「そんなこと気にしなくていい」と返せる度量の大きさ。

これは単なるプログラムや役割じゃなくて、本当に心から女の子を支えたいと思っている証拠だと思います。

しかも、その言葉が表面的じゃないんですよね。

押しつけがましい励ましではなく、自然と寄り添ってくれる。まるで大海原のように広くて深い優しさ。

見返りを求めない応援って、現実世界ではなかなか得られないものだからこそ、アリスピアンの存在意義が際立ちます。

この「女の子のために」という理念がどこから湧いてきたのか……やっぱりアリスピア、そしてアリスピアンの正体が気になる! 21話を見ていて、ますます核心に迫ってきたなと感じました。

語られた事実

そして今回最大の衝撃。現れたドランの口から告げられた、衝撃の事実――

それは、バンド・スナッチがかつてアリスピアンだったというものでした。

え……ええぇ? 元アリスピアンって……姿形がだいぶ違うけど……!

これはさすがに驚きました。今まで敵として立ちはだかってきた彼らが、実はアリスピアンだったなんて。

赤の女王に力を解放してもらったときに尻尾が生えていたのは、元アリスピアン=動物だったことを表していたってことなのか。細かい描写がここにつながるのかと思うと、過去のシーンを見返したくなりますね。

「恩に報いるため」というのがバンド・スナッチの行動理念のようですが、やはりその恩返しをしたい相手は赤の女王……?

当初はバンド・スナッチがアリスピアにとっての異物だと思っていましたが、ドランの口ぶりからするとむしろ「女の子たち」が異物なのかもしれない。

もしそうだとすると、私たちが「応援してもらっている」と感じていたこの世界は、本来のアリスピアからすれば“侵食”だった可能性すらあるのでは……。

バンド・スナッチ側は、元々のアリスピアを取り戻したいのかも。そのためにはミューチカラが必要とか?

そう考えると、敵と味方の立場がぐるっと反転する展開すらあり得ますよね……。

まとめ

21話は物語の根幹を揺るがす真実が語られ、まさに転換点と呼べる回だったと思います。

これから物語はますます核心に迫っていくはず。

プリンセスとバンド・スナッチ、両者の信念がいよいよ真正面から衝突しそうですね。次回が待ちきれません!